2024年の夏休みペットホテルは大盛況でした。ご利用いただいたお客様カメ様ありがとうございました。夏休みが終わってもペットホテルのご予約は絶え間なく、2日に1件くらいはご予約のご依頼が。ありがとうございます。
やりきった。今年の夏休み、ペットホテルの記憶しかない。それでいいのだ。
地元の客人のクサガメから、かめぢからがオープンした20年くらい前にご購入されたイベラギリシャ君、数年ぶりのヒガシヘルマンもうこんなに大きくなったの？様々な顔ぶれがご宿泊しております。これも信頼と実績、細かく完璧主義なオレの性格が投影されたかめぢからならではの景色だな。
去年に引き続きマメピエール君とダニー君がご宿泊だ。マメピーエル師匠は1年の成長で去年よりもボリュームが増しているな。モザイク型だった模様もヒョウ柄らしく細かくなってきた。隣のケヅメリクガメ君と壁を隔ててギーコギーコガツガツやり合っているな。
彼らはチェックインしてすぐエサを食べてくれている。環境が変わるとしばらくはエサを食べない個体もいる。かめぢから宿泊に慣れてエサを食べるようになった…と思ったらチェックアウトか…さようなら…なんていう個体も少なくない。まあオレはしっかり仕事するだけ。
初めてのペットホテルご利用で初日からベースに登って隙だらけで日光浴をするクサガメ君もいれば大きな体で甲羅に閉じこもったまま「フガフガ」出てこないケヅメ君もいたりする。ケヅメ君も慣れてくると壁を登ろうとギーコギーコ動き始める。
ミズガメは日陰を作ってやると大体1～2日で落ちついて配合飼料を食べるようになる。カメのサイズに合わせたエサを与えるのがペットホテルで早く餌付けるコツ。
このミドリガメ君はご宿泊中合計で6個くらい卵を産んでお掃除が大変だった。今後卵を産んだ場合、産卵後の処置として産卵1回に付き別途500円加算することにする。マジで。糞やエサの食べ残しの水替えと、産卵して卵が割れてしまった後の水替えでは作業の大変さが違うからだ。また産卵をした個体は卵詰まりなどの危険もあるから事後経過も神経使う。そういった意味でお金取るのは当たり前だすまんな。
過去最大個体数のペットホテルをご利用を記録した2024年夏休み。来年の夏が恐怖でしかない。早く430㎏のパワーラックを動かして飼育スペースを作っていかないとダメだ。だが、今回ペットホテルのピークを終えて新しく立ち上げたケージやエンクロージャーが今後の入荷生体や繁殖用スペースとして使えるので本当に頑張って準備して良かったと思っている。これから取り扱い生体数が増えるとともに管理に余裕が出てくるだろう。