という事です。4月より九州、四国、沖縄、北海道などの業をお持ちのお客様へご発送が難しくなります。
かめぢからでは生体をご発送するにあたり、到着日数を非常に重視します。ご発送翌日に到着する地域であれば100%生きて無事にお届けできる技術があります。100%です。ご発送翌日の到着であれば生体のご発送は全く問題ないので、この日数を基準としています。九州や四国などは日本郵便であればご発送翌日にお届けできる地域が多く、このサービスを利用してきました。他社の運送では2日かかってしまうためです。この日本郵便のサービスが無くなると九州や四国へは2日かかる運送となるため、今後これら地域のお客様へは生体の発送が難しくなります(発送はやらなくなる可能性が高い)。季節や種類によっては問題ない場合もございますので今後良く検討しましてお知らせしたいと思います。
当店今まで23年間で3000個体近い爬虫類を日本全国に発送して一度も死亡、健康に関わる問題、これらのついてお客様からのクレームはありません。爬虫類発送の死亡率0%、爬虫類発送の世界記録保持者でもある当社だからちょっと言わせてもらいます。
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![カメボス](https://kamechikara.com/wp-content/uploads/IMG_2023-10-26-024747.jpeg)
まず、爬虫類の通販がダメと言うのが意味わからん。
そりゃどこの業界にも悪徳業者っているだろ?偽物送ったり、写真と違うの送ったり、そういうインチキ業者とオレみたいに優秀で真面目な人を一緒にしないでほしい。電車で包丁を振り回して人を刺した奴がいました、現行犯逮捕されました。包丁は危険、全国の主婦や料理人に明日から包丁を使ってはいけませんと言っているのと同じ。間違った法律。ペット関係においては国は犯罪を犯している業者を見抜く能力がないので、問題が起こりうる通販禁止ってこと。でも昆虫、魚類、両生類はOK。残念な人たちによる残念な法律。カメは通販したらダメだけど、生きた4mのホホジロザメを今にも水があふれそうな5mの水槽とセットで通販して送ってもOKな法律。この法律自体が誤り。
爬虫類と哺乳類、鳥類を同じ生き物のとして一括りの枠にするな。意味不明である。義務教育の理科、中学2年生で爬虫類、哺乳類、鳥類は違う生き物だって学ぶだろ?これを同一の性質がある生き物と考えている動物愛護法、環境省はおかしい。学歴がないのだろうか。とりあえず中学の理科の教科書からやり直してこい。
倫理的に動物を宅急便とかで送るのっておかしいんじゃない←動物愛護団体。
ペットショップで動物を購入して箱かなんかに入れて車に乗せて家の持って帰るのと、ペットショップがプロフェッショナルな梱包をして運送会社の車に乗せてご購入者に配達する。どう違うのか教えてもらいたい。どっちの何がだめなのかを。かめぢからにカメを買いに来る客人の中には「大丈夫?ちゃんと帰れる?」って人もいる。車が初心者マークだったら帰りに事故るかもしれない。電車で30㎝のリクガメペアを入れた段ボールを担いで持って帰る人もいる。無事に家に着いたか心配で夜も眠れん。過去に爬虫類イベントからの帰路、購入したヘビをレストランで確認しようとしたら脱走して大騒ぎになった事件あった(オレの店で買った客じゃねえぞ、爬虫類イベントでだ)、同じく爬虫類イベントで購入後、新幹線の中で生体確認してたらヘビが逃げちゃった奴もいたよな?宅急便でこういう事おこりますか?むしろ運送会社の方が安全じゃん。運送会社って物を人や指定された場所に送り届けるプロ集団じゃないの?種類や生体の大きさを考慮した上で、良い環境に置かれている絶好調な爬虫類であれば適切な梱包により一時的な輸送は全く問題ない。3000頭発送/死亡状態不良0が科学的根拠である。むしろ客人自身が運ぶ方がオレはちょっと心配なことも。それを見極めて一番良いお持ち帰り方法を提案するのもオレの仕事。
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オレが思う事。
爬虫類のほとんどは運送会社を利用し発送しても問題はありません。運送中に爬虫類が死ぬのは発送前にすでに死にかけている個体だから。これはお店自体が不適切な環境で爬虫類の虐待販売をしているからで、また別の問題。さらに梱包する技術がないという事もある。爬虫類発送に関して梱包する基準を設けて(もちろん当社の技術、3000個体爬虫類を日本全国に23年間発送し、1度も死亡なしの事実←これを基準に)しっかりと行えば問題はない。3000個体も爬虫類を送れば運送会社側のミスもある。オレは一切ミスしないけど。運送会社のミスと言うのは仕分けを間違えた、違う県行きのトラックに乗せてしまったなど。こういったことで配達が1日送れることも1年に1回くらいあるが、オレが梱包したカメやトカゲは元気いっぱいで到着している。しかも冬の12月とかに。これを読んでいて思い当たる客人もいると思うが、事実だよな?かめぢから梱包最高だろ?最初から状態の良い個体をちゃんとした梱包で発送すれば死ぬことはない。たとえ1日到着が遅れても大丈夫なのだ。
![カメボス](https://kamechikara.com/wp-content/uploads/IMG_2023-10-20-030642-e1699807769111.jpeg)
爬虫類を運送する技術ってどんなの?
まず常日頃からお店で最高の飼育管理をする事。これをやっていないショップは論外である。
2重梱包にして生体を直接入れるケースは適切なサイズにする事。特に冬場はホッカイロの熱がケースの半分の面積にだけ伝わるようにし、ケースの中の生き物が温かい方、ちょっと涼しい方と自分で選んでポジションを変えられるようにしてやる必要がある。そしてホッカイロの保温時間が20時間なのでご発送翌日到着と言うのは重要となる。こちらを夕方16時30分に出して、翌日14時くらいまでに到着すれば保温は問題ないのである。季節によってケースバイケースで送る側の経験も必要。
天気、気温を事前に確認すること。今日の16時過ぎに発送して、客人の元(四国)に到着するのは翌日の12時だとする。四国の気温、朝方から14時くらいまで全てチェックする。埼玉よりも南は比較的気温が高いのであまり問題とはならないが、天候によっては雪が降ったり気温の低下が予想以上になる場合もあるのでそれらを全て事前に確認。また、雪などで荷物の延滞も起こり得るのでそういったことも全て想定する。北海道はさらに寒いので季節によっては生体の発送を避ける(客人に申し訳ない、今の時期は北海道へは無理と謝る)。また逆に夏も気温を細かくチェックする。到着地気温が35度を超える猛暑日などは発送を一旦中止するなど、NO GOも重要な判断の1つである。
カメの場合まず運送がストレスになる事はない(かめぢからの場合は)
何故ならゆったりとした空間でカメが寝ている時間帯に輸送されるからだ。当店では11時ごろカメ起床、13時ごろご飯、18時にはほとんどの個体が寝る。輸送用に梱包をするのが16時過ぎ、ちょっと経てばカメももう寝る時間だ。寝て目が覚める頃に新しい客人の家に到着。何の問題もない。はっきり言うがエコノミークラスの飛行に乗って偏西風が吹き荒れる季節に日本からアメリカに行く方が100倍過酷だ。13時間、脚も伸ばせない狭い場所でじっとしているわけだろ?これは人間虐待ではないのか?エコノミー症候群という病気もあるほどだ。オレの梱包は輸送中にカメはケースの中を歩き回ることもできるし、どんな態勢で寝ることもできる。カメをゆうパックや宅急便で運送することに何の問題あるのだろうか。もちろん大きなカメなどは輸送に限界があるが、15㎝くらいまでの個体は何の問題もないのである。無知と頭の悪さ、身勝手な妄想が作り出した勘違いのルールだという事をまず言っておこう。
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通販が禁止になってからずーーっと言いたかった事をこの機会に言わせてもらった。とりあえず事実に基づく正義をお伝えしたが、世の中の偏見、時代の流れには逆らえない。オレが今まで生きてきた中で最も難しいと思った事の1つはバカな奴らを修正することだ。とても難しい。環境省、保健所などの考え方/やり方を修正するのは無理だろう。環境省にオレより爬虫類に詳しい奴いるの?爬虫類に詳しくない奴らが爬虫類のルール作ってんだから。あと過去に密輸して逮捕されてるようなヤツが絡んでたり。法律で爬虫類の一般向けの通販が禁止され、爬虫類を送ること自体は違法ではないが各運送会社も時代の流れ、モラル、動物愛護(上で説明しているように全て勘違いの妄想なんだが)で、爬虫類の扱いを中止していく流れだろう。
で、かめぢからはどうするの?って事だが。オレ自身は、生体の発送は少なくしていって業を持っている遠方の客人にもお店に来てカメを購入してほしいと思っている。法律や運送会社云々ではなくてカメを送る技術と言うのは高度でかなり労力を消耗するんだ。3000個体死亡到着、状態崩れなしと言うのは簡単にできるわけじゃない。23年間、1個1個発送にものすごい手間と意識をかけてやってきた。冬なんてホッカイロの保温時間を少しでも長くするため発送するギリギリまでホッカイロ開封しないでやるんだ。もちろん外側のダンボール箱や内部の空間のレイアウト(骨組み作ったり新聞紙入れたりetc)あらかじめ発送する日の午前中に1時間くらいかけて準備しておく。当日発送するカメは前日からエサ食いや糞その他etc何度も何度も何度も確認し、通常の生体管理や接客と合わせて考えると毎日が分刻みスケジュールだ。生体発送含めて23年間ワンオペ、生体の発送はやり切った感がある。人間個人として、オレ以上に生きた爬虫類を状態最高のまま送ったヤツはこの地球上にはいない。今回の流れを機に生体の発送は減らしていこうと思っている、という事だ。
![かめぢから](https://kamechikara.com/wp-content/uploads/IMG_2024-02-05-210712.jpeg)
動物愛護法や通販禁止について反論で1冊の本くらいが書けるらしいですが、今回すごく短くまとめてお知らせさせていただきました。短いため伝わりにくい点があるかもしれませんがご了承ください。