バックルーム生体を中庭へ引っ越し作業です。5月4日2025年
今日はホウセキカナヘビヤングを中庭に移動。去年秋までに成長が早く大きめに育っているヤングは2024年11月に中庭→冬眠→今すこぶる元気という状態。これとは別の小さめヤングたちは冬眠させずにバックルーム(BR)にて加温して通常育成。BRグループは冬の間も加温して給餌を重ねたことによりサイズでは冬眠グループを追い抜いています。




しかながら、温室の生ぬるい環境にいたので発色はまだまだ。君たち本来の野性の凄みを目覚めさせてやろう という事で今日から外で修業だ。ケージの網目から入り込んでくる昆虫やクモなどを自力で襲って食べるように。ほら、テントウ虫君が入ってきたぞ!
2024年11月から冬眠をしたグループは特にオスでは発色目覚ましくギンギンに色が出ています。飼育環境によってこのように差が出るというのも面白いですね。BRグループも屋外飼育に切り替えたという事でこれからギンギンに発色していくのではないでしょうか。




こっちは去年11月から中庭飼育で変わりめく季節、気温、天気を乗り越え修業の成果が表れている3個体。実物は写真の2倍は綺麗であるがどうしても写真だと色が落ちたようになってしまうな。それでもこの発色だ。7月くらいまでにはハナムグリ、カナブンをバリバリ食べれるくらいの大きさになっていることを目指したい。
ニホンイシガメ君たちも中庭に移動。
国産CB2023のカンノセ♀、マンサク♀、クニカネ♂を中庭に移して今年から屋外飼育(冬は冬眠)させていきます。これら兄弟なのでペアリングはちょっとやめておく的なところ、別血統のニホンイシガメが入荷したのでこのグループとサイズを揃えてペアリング予定。良い感じで組めたら販売開始します。




最初の3個体(グループA)は♂広島産♀は産地不明個体からのCB。地元のブリーダー産出CBである。次の2枚は遠方のブリーダー産出の個体たちで山口県産、愛媛県産、静岡県産のCBである。こちらはどれがどれだがわからなくなってしまっているが、グループAとなら遺伝的に確実に別系統という事でペア組んで販売予定だ。

ホウセキ軍団にはこれから給餌していくのが楽しみですね。今年もフィールドを駆け回ってエサ昆虫を採集をするらしいですよ。イナゴ、トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、クビキリギス、カナブン、ハナムグリ、コガネムシ…。カメボス曰く、プロは極力イエコは使わないみたいです。