もうペットホテルスペース拡大が理由じゃない、自分の世界、遊び場だ。10月24日2025年
と、言う事で年末年始のペットホテル用に90㎝サイズエンクロージャーが4つ確保できそうなので安心、店主は自分の世界へ走っております。前回はココまで作業を勧めましたね。コーンスネークを飼育していたケージをどけてミズガメ用の大型タフ舟を2つとハコガメ用/ミズガメ用かめぢからベースG型。




上の状態、10月5日からさらに毎日コツコツ作業して今ではこんな感じになった(下写真)。かめぢからベースG型6個配置/3段重ねだ。天井からのライト(スカラベ)で全体の照明を確保。ケージをうまく配置して2段目、1番下のケージにも光が降り注ぐように計算している。




薄っぺらい亀の木型をたまたま2つゲットしたので装飾を施す。これくらいの薄さなら光を遮らずちょうどいい、もっと欲しい。どうしよう。電動彫刻刀を買って自分で作るか。いやダメだ、亀の彫刻に目覚めて人生がそっちの方向へ逝ってしまったら元も子もない。80歳くらいになったオレが仙人みたいに髭を生やして一心不乱に亀の彫刻を施しNHKで人間国宝として紹介されている映像が浮かんできた(‘Д’) オレの人生はそっちじゃない。芸術性については後でじっくり考えよう。実際にカメが入って育成環境となればまた違ったパワーが吹き込まれるだろうしな。




深夜3時過ぎまで塗装作業したり。各エンクロージャーを支える骨組みを使い回しの木材で無駄がないようにまとめた(いちいちコレ専用の棚などは作らない)。かめぢからベースG型とタフ舟などの囲いを作る木材以外はタダ!台なんかもコーンスネークケージに使っていたものを流用だ。単に使いまわすだけだと段差などが出てしまうので木片などで細かく改修して高さや位置合わせ、積み重ねたエンクロージャーがしっかり水平になるように手入れをたくさんした。在庫の変動によってヘビコーナーにいつでも戻すことが可能だ。




最後は細かいライティング。全体照明の明るさはOKとして紫外線UVBがほぼゼロなので各所にBarTypeソラリウム、マイクロUVBなどを設置して紫外線を当てる。これらライトは店内のどこか使ってないケージから持ってくる。新品を下ろすなどもったいない。あるモノで何とかするのだ。
最後に水を入れてカメを入れる準備だ。夏の間外に出してあったアフリカのハコヨコクビガメ君達を少しずつ店内に戻していくぞ。

まあまあかな。一番下のエンクロージャーはイメージのため捨て置きである。時間がある時にちゃんとしたものを作るとして、大体こんな感じでアイランドスペースは稼働となる。んで明日からはバックルーム2の冷蔵庫横の工具置き場をどけてそこに90㎝タフ舟を2段置けるように棚作りである。オレの休日は永遠にない。先日来た客人が「かめぢからのHPって本当にごく一部の生体しか掲載していないんですね。こんなに広くてたくさんいるとは…」とビビっていた。

80歳になった時、亀の彫刻家。笑いました。本当に殺気を放ちながら無言で彫ってそうで怖いですね。人間国宝になるまで出来上がっちゃっていて、カメボスさんの想像力はヤバすぎですね。



