朝から頑張ってたカメがいたので撮影。 8月13日2026年
ペットホテルで7月19日~8月19日までご宿泊予定のヒガシヘルマン9㎝君。彼の最近の日課はコレ。隣の部屋に乗り込もうとしています。重要な点はたまたま今日チャレンジしていたわけではなくここ数日毎日のように見かける光景だという事。




非常に興味深い研究である。カメがただ歩いて行き当たりばったり壁にぶち当たり登ろうとしているわけではなく、スロープを上る途中で横側上方に別の世界が広がっていると認識してそこに行こうとしているのだ。ケージの中をただ無造作に歩くだけではこのような行動にたどり着くことはない。わざわざスロープを登る途中 or 下りる途中で横側の壁を登る行動を始めるというのは、カメがこの部分上方に隙間があることを事前に認識し、そこへ向けて進むという目的意識が行動となって表れていると推測できる。なぜなら今日だけではなく1週間前からここを登るのが日課になっているからだ。これはAnna Wilkinson/Moses2007-2012やCenter for Mind/Brain Sciences2025の研究の裏付けとも言えるだろう。かめぢから的に何が言いたいかというと、これはカメを脱走させないための環境作りとして大いに役立つデータだという事だ。「ここに隙間があるけど届かないだろう、これくらいの高さがあれば登れないだろう」と言った甘い考えを持っているとカメにそれを突破される恐れがあるという事だ。カメには遠くからでも見えている、その隙間を。囲いの中からも「あそこまで行ってあそこを登ればここから出れるかもしれない」と考えて実行する脳を持っているのだ。そしてそれを毎日挑戦する。カメの空間認識能力の高さを再認識させられる瞬間である。さらには、このような意欲(行き当たりばったりではなく手順を踏んだ脱走経路)を実行するリクガメは絶好調の健康状態であることだ。リクガメの脱走には気を付けたまえ、そして君のリクガメが手順を経て脱走しようとしているのなら自分の飼育技術に誇りを持ちたまえ。




秋が近くなり下を流れる霞川の草むらでは様々なバッタが採れるようになってきた。終齢幼虫~成虫のイナゴ、ショウリョウバッタなどだ。大雨前にたくさん捕まえてストックしておいた。屋外のトカゲ類やペットホテルのアゴヒゲ君に与え、あっという間に消費してしまうが、自然の恵みから採れる最高のエサだ。9月になると大きなエンマコオロギも増えてくる。8月中旬から10月末くらいまで日課として虫捕りが仕事のルーティンに加わる。

ここ数日、エサを与える前の時間帯にヒガシヘルマン君はすごい意気込みで壁登りに挑戦しています。恐らく数日後には壁の向こう側に行ってることでしょう。そこをカメボスに見つかり「元のお部屋に戻ってね」と戻されてしまうのですが(‘Д’)



