22年間1日もサボらず水替えをしてきました。他の経営者は椅子に座ってネットをやり、アルバイトに水替えや生体管理をやらせている中、かめぢからは誰の力も借りず己の力のみで22年間お店を切り盛りし、生体管理、水替えから床の掃き掃除、電気が切れたら電球の交換、替えの電球がなければ自分の足で買いに行く、HPのデザインから製作更新、納品書/伝票の作成、トイレの掃除、ゴミの分別など全て自分一人でやってきたのです。私がかめぢからを創設したのが2002年(23歳)で、当時ミズガメの設備はオーバーフローにしたかったのですが、
23歳の若造が、自分のお店持っていきなりオーバーフローなんて20年早え、自分の手で水替えをしろ、お前はまだ見習いだ。なめてんじゃねえ。
と言う気持ちからミズガメの水槽を毎日十数個手作業で掃除/水替えというのを日課にしてきました。ある時はガラス水槽を持ったまま滑って転んで親指を切断しかけてそのまま血まみれタオルを巻いて仕事を続け、なんか指が動かねえな、感覚がねえな、タオル取り除いて見るのが怖いからとりあえず病院に行ったら「指がちょん切れててぶらんぶらんだ、骨は辛うじて付いてるが神経がズタズタだから今すぐ緊急手術だ、紙にサインしろ」と言われ、指をくっつける手術を受けたりしたのが昨日のようで懐かしいです。思えば20年以上経ち若造だった私も、もはや業界の神、誰よりも自由で、向かうところ敵なしの存在になったと自負できるようになりました。これもすべて誰かのおかげとかではなく、100%自分だけで努力した結果だと思っています。このような恵まれている時代に、多くの人が今だに幸せを手にできないのは努力をしていないからだと思います。努力と言うのは「自分の力だけでやったこと」です。人に助けもらったり協力してなしえたことは努力とは言えません。故に、自分の人生を肯定する糧にならないのです。恵まれた時代、そして平和な日本に住んでいるのに幸せを感じられない人が多いのは周りを頼り、他人の力を借りて(利用して)生きているからです。その根本にあるのは「らくをしたい」という弱い心なのです。私のように自分に厳しく生きる事によって最強の人生と最強の肯定感を持つことができます。話が脱線してしまいましたが、とりあえず20年以上見習いとして修業を積みましたのでそろそろ見習い期間を終わりとします。という事でミズガメコーナーを半分オーバーフローに改良しました。
20年以上も続けている水替え作業です。1日1個も水槽を水替えしないというのは気持ち悪くて耐えられないのでとりあえず1日3個くらいは水替えをするようにオーバーフローではない部分も残してあります。自分の中では一つの修業を終えたケジメとして今回の事をご報告させていただきます。かめぢからの歴史が変わった重要なお知らせなのです。
YouTube にちょっと動画あげてるから知ってる人もいると思うが、オレ、米国FAA所属のプロパイロットなのよ。カメの水換えしすぎて指の指紋が無くなったりしててアメリカでの生活や渡米する時に支障が出る。ここ数年、フィンガープリントめちゃ重要になってきて自分の指先をもっと労ることにした。時代の流れを感じる。笑っちゃうと思うが亀屋でお金を稼いでプライベートジェット戦闘機を購入するのが今の目標。皆かめぢからでカメをご購入してくれ。ミズガメコーナーのOVF化でワークロードが減ったのでより営業に力が入ることだろうし、いろいろな生体の入荷も増える事だろう。楽しみにな。恥ずかしい目標も告白したので明日からより一層気合い入れて頑張る。