自家CBのホウセキカナヘビが絶え間なく生体ページにラインナップされておりますが、繁殖のコツは自然の恵みを上手に活かすことだと思います。太陽の光だったりエサだったり。特にエサにはこだわっておりカナブンやハナムグリなどのいわゆる甲虫をエサ全体の50%の割合で与えています。セミなんかもバリバリ食べちゃいますよ。
爬虫類の飼育はどんどん人工的な物が取り入れられ簡易化、お手軽化されている。エサなどは特にドッグフード、キャットフード、金魚のエサ的な流れで爬虫類専用のフードも種類別に多く出ている。今の時代、昆虫食の爬虫類を飼育している人で虫を採取してきて与えている人は少ないんじゃないかな。オレはエサ用コオロギをストックしているが緊急時以外あんまり与えないんだ。できるだけ採取した昆虫を与えている。コオロギにしても畑にいるエンマコオロギやショウリョウバッタ、キリギリスなんかを採ってきて与えるし、ホウセキカナヘビにはコガネムシ、カナブン、ハナムグリだ。モニターなんかにはカブトムシを与えている(恐ろしいな)。その結果、個体の美しさが違う。発色はもとより筋肉質な体形も含めた美しさなのだ。そして繁殖率もめちゃ高い。良い飼育するには手間暇をかける事。やっぱりこれが基本であり、爬虫類飼育の醍醐味なんだと思う。ホウセキカナヘビはもっと馬鹿でかくて綺麗な個体がいるんだがこの日は隠れて出てこない。カナブンを咥えたらすぐに巣穴に隠れちゃう。そういった野生っぽさもたまらない。君たちもエサとして売られているコオロギやフードばかりを与えないでたまにはワイルドな昆虫を与えてみよう。