最近のかめぢから。一つの歴史の終わり際にお買い物。

最近のかめぢから。一つの歴史の終わり際にお買い物。

お店のマスコットを展示。爬虫類ではない奴。11月13日2025年
最近、かめぢからはレジ/カウンター周りの模様替えをしたみたいですよ。ここに新しい仲間が増えました。売り物ではありません。いつも死んだふりをしていて動かないですが元気です。レジカウンターが少しだけ広くなったかもしれませんので、ペットホテルのカメをお持ち込みの際はカウンター台にドシッとカメさんを置いてもらって構いません。

カメボス
カメボス

いつか余裕が出たらお店のマスコットを置こうと思っておりました。過去にマスコット的な奴もいたが、売切れてしまった。それはレジ横に展示してあったジャワヤスリヘビ君である。ジャワヤスリヘビ君は4年くらい前に売れてしまいそれ以降レジ横には何も生体を置いていない。オークションで競り落とした骨董だるまの木型がレジ周りに増えているが(;’∀’)。先日ショッキングなニュースが飛び込んできた。東洋最大と言われた某熱帯魚店が今年11月末で閉店するとのこと。東京都の青梅街道沿いにある大型店なのだが、実は車で行くとかめぢからから近い。昔は爬虫類館なんてあってバカでかい建物が2棟、その間に流木やら池やら水槽がぎっしり置かれていた要塞のような大型店と言うか土地であった。爬虫類館がなくなり1棟になってしまった現在でもデカい。かめぢからを創設した時には月1くらいで爬虫類棟を偵察に行ったりもした。別に店員とは親しくもない、嫌いでもない、ただ広くてすごいなあ、時間つぶせるなあと言う感じであった。それから子供ができたりしてたまに一緒に見に行って熱帯魚についてあーだこーだ話たり、100%客人として足を運ばせてもらっていた。そんな某店が今月末閉店という事でこれは最後に行っとかないとアカンという事で家族総出で行ってまいりました。その時オレは決めていた。閉店セールとかで「プロトプテルス・アンフィビウスが15000円以下だった買う」「オレンジキャットが10000円以下だったら買う」このどちらかがいれば……。どこをどう見てもプロトプテルス・エチオピクス、プロトプテルス・ドロイ、プロトプテルス・アネクテンスしかない、ちょっと隅にレピドシレン。プロトプテルス・アンフィビウスは売っていないようだった。しかし、オレンジキャットはいましたよ。19800円がセールで10000円でした。これは買うしかないという事で買ってきたのであります。プロトプテルス・アンフィビウスとオレンジキャット。どちらも高校生の時に欲しくて手が出なかった熱帯魚である。10万円以上するんだもん。10万あるならカメやモニターを買いますよ高校生のボクなら。そんな感じで「いつか」買おうと思っていてついに30年越しにオレンジキャットをゲットしてきました。名前も付けています。名前はP.D君。P.D君の水槽を置くついでにレジ周りを模様替え。小さな台を作って水槽を乗せ、台の下には小物機材を置けるようにスペースの有効利用と最大活用を想定。

カメボス
カメボス

丁度良い45㎝水槽があったのでこれで飼育を試みたものの水漏れがあることが発覚、一時的に一回り小さい水槽に入れて様子を見つつ本命の45㎝水槽を製作。45㎝水槽を製作するついでにフィルター用のストッパーも付けてカスマイズ。オレは吸盤が大嫌い。こういう不確実な固定器具はクソだと思ってる人。ストッパーで内部式にフィルターをガッチリ固定して裏には配線やエアーホースがちょうど入るのでスッキリと収まって満足。P.D君を移し替えようと手で持ったその時、刺されました。トゲがあって手で持ったらいかんの忘れた。毒はないと言われているが、血はほとんど出てないのにめちゃ痛いし、腫れてきたし、これ若干の毒あるよな?3時間くらいビリビリ痛かったじゃないか。今日はオレンジキャットのP.D君に刺されて悶絶。オレの戦闘力やっぱこれくらい(‘Д’)

カメボス
カメボス

自分の戦闘力のなさを実感しつつ、お店のカウンター周りのレイアウトに手を加えていく。アクタンにレプティファイバー、エサ皿と実家でとれた狭山茶。もう少し販売用の小物アイテムを置けると良いな。ほぼ毎日作業中に怪我をするので消毒液と止血用のアロンアルファ、バンソウコーはすぐ手が届くカウンターに、幸運を呼ぶであろうだるま君と、木工作業でひたすら使うメジャーと水平器もカウンターに…結局、公私混同でごちゃごちゃだな。こんな感じでかめぢからのマスコットP.D君水槽を中心にカウンターをリニューアルしてみました。

かめぢから
かめぢから

ついに念願のオレンジキャットを手に入れたようですね。何度か他の熱帯魚店でも目にしましたが、「別に安くないし今日じゃなくていい」とスルーしてきました。歴史あるショップが閉店という事で記念として購入できてよかったと思います。また一つの歴史に幕が下りるという事で寂しさも有りますね。事業者同士としてお付き合いがあったわけでもないですが、中学生の時からフィッシュマガジンやアクアライフを読んで生き物に夢中になる青春を過ごしたカメボスさん、それら雑誌に大々的な広告を出していた大型店が閉店するというのは喪失感と時代の流れを感じます。

パネル