リクガメの飼育なら、かめぢから飼育セットです。
かめぢからケージ900(幅90cm奥行45cm高さ60cm)、各種照明器具、保温器具、床材、エサ皿などがセットになったパッケージです。本気でしっかりとしたリクガメ飼育を始めたい方、リクガメを増やして新たな飼育環境を導入したい方、お気軽にお問合せください。かめぢから店舗にケージを増やす時は下記のいずれかのセットを増設しております。
かめぢから飼育セット内容
かめぢから飼育セットご購入の流れはこんな感じです。お好みのセット内容をご注文いただき、通常のセッティング(¥2000-)、セッティングと配線まで全部(¥4000-)、セッティングなしの3つをお選びいただけます。ほとんどのお客様はセッティングと配線まで全部(¥4000-)をご希望されます。ここ数年セッティングなしでかめぢから飼育セットをご購入されている方は1人もいません…セッティングにはそれ相応の手数料がかかりますので、お客様の価値観で選んでいただいて全然かまいません。セッティング後、お店まで取りに来られる方にはより詳しく各機材の使い方や機能をご説明しております。セッティング済みのケージを丸ごとご発送するサービスも行っております。この場合、送料(佐川急便/200サイズ埼玉からお客様の家の金額)と梱包代¥1000-が別途かかります。お届け後の最終的な仕上げはこちら。ご不明な点はその都度、お気軽にお問合せください。

各種機材の効果や実際に使ってみた感じなど全て網羅しているからわからないことは質問してくれ。メーカーの謳い文句やYOUTUBEなんかは過信しないこと。スペックと実際に使った感じはやっぱ違う。アームが逆に曲がらなったり、光が思った以上に暗かったり、互換性がなかったり、まあいろいろある。
ケージは3色から選べます。

かめぢからケージこげ茶PVC ¥26500-
大正ロマンの箪笥のような艶があり重厚感ある雰囲気です。日本家屋の和室などにも合う感じのケージです。

かめぢからケージカフェオレPVC ¥27500-
どんなお部屋にもマッチする程よいブラウンです。ちょうど良い感じで木目が見えるのでケージの表情と個性が引き立ちます。

かめぢからケージナチュラルPVC ¥28500-
使用する木板から選別し、特に良い地肌を持った材料を使用しています。塗料を2回重ね塗りしており見た目以上に耐久性が高く、手間暇かけた逸品です。
全体照明は4種類から選べます。

GEXコンパクトトップ60通常仕様¥12000-
GEXコンパクトトップ60にGEXレプタイルUVB150を2個とGEXナチュラルライト1個をセットした全体照明です。全体照明としては光は最も明るく、やや黄色系の色温度です。
UVB測定器での計測
新品/使い始めでUVBの強さ40㎝の距離で55~65、10㎝の距離で400。同測定器にて11月21日12時30分(冬)の太陽光のUVBの数値は70、日陰で20でした。真夏の太陽光は350前後です。これはUVBの強さを数値化したものです。光の波長(nm)とは異なる数字で、単純にUVBの強さをわかりやすく掲載しています。基準となるのは太陽光のUVBとなります。数値はライトが新品の状態の場合です。1日8時間点灯で使用した場合、3か月ほどで40㎝の距離では数値10〜20、半年でほぼ0となります。

GEXコンパクトトップ60+ビバリア¥11500-
GEXコンパクトトップ60にビバリアのスパイラルUVBデザートを2個、スパイラルソフトUVB1個をセットした全体照明です。全体照明としては光は明るめで白系の色温度(自然の色合い)をしています。
UVB測定器での計測
新品/使い始めでUVBの強さ40㎝の距離で80~90、10㎝の距離で500。同測定器にて11月21日12時30分(冬)の太陽光のUVBの数値は70、日陰で20でした。真夏の太陽光は350前後です。これはUVBの強さを数値化したものです。光の波長(nm)とは異なる数字で、単純にUVBの強さをわかりやすく掲載しています。基準となるのは太陽光のUVBとなります。数値はライトが新品の状態の場合です。1日8時間点灯で使用した場合、3か月ほどで40㎝の距離では数値10~20、半年でほぼ0となります。

ZOOMEDテラリウムフード¥24000-
コンパクトかつ軽量、高機能のZOOMEDテラリウムフードです。通常より細い管のT5HOを使用した全体照明です。1灯による光照射のため、コンパクトトップシリーズに比べるとやや暗めですが放出されるUVBは上記2つの物よりも強めです。若干青みがある白系の色温度です。
UVB測定器での計測
新品/使い始めでUVBの強さ40㎝の距離で110前後、10㎝の距離で700。同測定器にて11月21日12時30分(冬)の太陽光のUVBの数値は70/日陰20でした。真夏の太陽光は350前後です。これはUVBの強さを数値化したものです。光の波長(nm)とは異なる数字で、単純にUVBの強さをわかりやすく掲載しています。基準となるのは太陽光のUVBとなります。1日8時間点灯で使用した場合、半年ほどで40㎝の距離では数値40前後となります。

BarTypeソラリウム400 ¥13300-
明るい全体照明でなおかつ強力なUVB(生体にとって十分効果が認められる照射量)を兼ね備えたライトがついに世の中に出てきました。今までは強めの紫外線UVBを出す器具はメタハラ(ソーラーラプターシリーズや、ソラーレ廃番、TFWサンビームシリーズ廃番)か水銀灯(パワーサンUV等)2択であり、高価で使いにくく、故障もそれなりにあり、水銀灯に至っては熱すぎて夏は使えないなどデメリットもありました。BarTypeソラリウムはこれらデメリットを克服した最新の爬虫類用灯具となります。距離をとっても十分なUVB放出、長持ちし、熱をほとんど出さない、安価と言う夢のような器具と言えるでしょう。今後爬虫類用のライトは全てこのタイプに置き換わる可能性もあります。媒体がLEDライトのため放熱が少なくケージ内の気温にあまり影響を与えません。これは「紫外線照射と保温は別であるべき」と言うかめぢから考えにしっくり当てはまります。
UVB測定器での計測
新品/使い始めでUVBの強さ40㎝の距離で中央部200前後、左右で140前後、ライトから離れた位置でも40前後を記録しました。照射部より10㎝の距離で900。同測定器にて11月21日12時30分(冬)の太陽光のUVBの数値は70/日陰20でした。真夏の太陽光は350前後です。これはUVBの強さを数値化したものです。光の波長(nm)とは異なる数字で、単純にUVBの強さをわかりやすく掲載しています。基準となるのは太陽光のUVBとなります。1日8時間点灯で使用した場合でも3年ほどはUVBはそれほど低下しないものと思われます(マイクロUVB LEDでの検査)。
タイマー付属で毎日決まった時間にON,OFFが可能。時間帯による明るさ変化も可能。
お昼の11時にライトが点灯、夜8時に消えると言った設定がそのまま可能です。また11時にライトが点灯、16時に明るさ80%になり17時に明るさ60%になり18時に明るさ50%になり、19時に明るさ30%、20時に消灯と言った自然の太陽の動きに近い設定も可能です。こだわり抜いた使い方を極めてください。
LEDならではの注意点
現在流通しているほとんどのLEDライトは可視光線450nm付近のブルーライトと呼ばれる領域が極端に高く、これが人間の目に悪影響を及ぼします。BarTypeソラリウムも例外ではなく450nm付近の波長が極端に突出しており爬虫類の目に害を及ぼさないという保証はありません。今後数年をかけて検証、結果が出るものと思われます。現在、かめぢからでは小/中型のBarTypeソラリウム400をセットに組み込み(90㎝ケージ用のBarTypeソラリウム700はあえて避ける)、ナチュラルライトなどと併用して安全性を高めたご提案をしております。

UVB測定器を使って全体照明のUVBの強さを数値化して掲載してみた。現実として40㎝での距離のUVBが重要だ。この距離が全体照明からカメまでの実際に近い距離であり、カメ君の甲羅に降り注いでいるUVBの強さだと解釈してもらえればOK。昼の太陽光から出ているUVBも計測したが70前後だった。注目してほしいのその距離だ。太陽光の場合、地面で計測しようが屋根に上って計測しようが日向では70、しかし、爬虫類ライトだと10㎝距離が違うと数値が2倍以上も違ってくる。例えばZOOMEDテラリウムフードだと40㎝離れるとUVBの強さ110、30㎝だと250、20㎝だと500とかになる。爬虫類ライトの場合、照射距離が数センチ遠くなるだけでUVBの強さはガクンと落ちる。また、残念ながらこれら全体照明系のUVB寿命は短い。40㎝の距離として考えると半年くらいでほぼUVBの強さは0となる。ZOOMEDテラリウムフードは半年使用でも40㎝の距離でかなりUVBは出ているようだ(24Wで半年/40cm/数値40、39Wで1年/40cm/数値40)。全体照明は最初は元気よくUVBを照射するがすぐに出なくなる、そのため、かめぢからでは長期的にUVBを照射できるソーラーラプターをUVB灯具としてのメインに使用するのを推奨している。
BarTypeソラリウムはLED特性のUVB照射で安定した強力なUVBを長期間に渡って照射可能だ。寿命が最も長いライトで価格もリーズナブルだ。素晴らしい。しかし前述のとおり450nm付近の波長が強く、目にとって有害である1.0 irradianceを計測する(因みにほかの爬虫類紫外線ライトは450nm波長が高いもので0.6 irradianceだ)。BarTypeソラリウムは最新機種のため、まだこのライトを使って「リクガメを5年、10年飼育しました」なんて奴はいないからこの辺がどのように生体に影響するか未知数である。飼育者としてこういったことも知識として知った上で機材を使いこなしてほしい。
サーモスタットは2種類から選べます。

GEX爬虫類サーモRTT1 ¥12000-
タイマーとサーモの2機能。タイマー(照明)容量300W/サーモ(ヒーター)容量300W、合計600Wの電源をカバーできます。大容量のワット数のカバーができるサーモスタットです。照明器具や保温器具の種類を問わずに連結し制御可能です。かめぢから飼育セット+保温器具やライトの増設を視野に入れる場合はこのサーモがお勧めです。

ビバリアLCDペットサーモ ¥8000-
タイマーとサーモの2機能。タイマー(照明)容量150W/サーモ(ヒーター)容量150W、合計300Wの電源をカバーできます。コンパクトトップと繋ぐ場合は内蔵のライト数を1つ減らします。ZOOMEDテラリウムフードの場合はそのまま使用可能(W数が合計範囲内)。余裕を持った機材の増設などはできませんが、基本これでもOKです。
床材は2種類から選べます。

力土セット(通常) ¥6500- かめぢから飼育セット割引適用。
ご愛用者多数。かめぢからベストセラー床材。飼育セットでのお買い上げという事で1400円お安くご提供いたします。床材ページに詳細が書かれておりますので是非写真を見て質感などを感じ取ってください。店舗のリクガメ他、陸生生物のケージには全て力土セットを敷いています。どのような感じか実物を見に来ていただいてもOKです。店主が最もこだわっている機材が床材です。力土COATのチップはリサイクル(水漬け/汚れ分離/ドライ)をすれば半永久的に使えます。

力土セット2O24 ¥5500- かめぢから飼育セットのみで入手可能。
こちらは国産ウッドチップに当社でクリーニング処理を施したコートとなります。非常に良い感触でワイルドな土壌を再現した床材となっております(力土セット2O24/にまるによん)。通常の力土セットよりもやや安価です。詳しくは床材ページをご参照ください。
その他のセット機材。

ソーラーラプターHID50W ¥39900-
メタハラ。最も効果的で有効な紫外線UVBを照射するライトです。かめぢから飼育セットには必須と言えるアイテムとなります。使いやすい50Wをセットに組み込んでいます。効能、なぜ必要なのかについてはかめぢからの「リクガメ飼育方法」をご参照ください。
UVB測定器での計測
新品/使い始めでUVBの強さ40㎝の距離で160、10㎝の距離で1700。同測定器にて11月21日12時30分(冬)の太陽光のUVBの数値は70、日陰で20でした。真夏の太陽光は350前後です。これはUVBの強さを数値化したものです。光の波長(nm)とは異なる数字で、単純にUVBの強さをわかりやすく掲載しています。基準となるのは太陽光のUVBとなります。数値はライトが新品の状態の場合です。ソーラーラプターHID50Wを1日8時間点灯で約1年間使用した場合、40cmの距離で数値60。1日8時間点灯で約3年使用した場合、40cmの距離で数値30。メーカー推奨の電球交換時期は2年ですが、3年使っても有効なUVBが出ていると思われます。自然の色合いに近い光と粘り強いUVB照射はリクガメ飼育にとって必須と考えます。

クリップスタンドひまわり(¥2400-)+ネオハロゲン27W(¥3500-) ¥5900-
スポットライト。冬場の日中飼育には欠かせません。夏場はオフ、冬はオン。十分暖かさはリクガメの消化や代謝能力を高めます。リクガメの飼育方法もご参照ください。

暖突L ¥9900-
冬場の日中保温におけるサポート的要素、夜間におけるメインの保温器具となります。特に夜間、光らずに保温するためリクガメたちもストレスなく休めます。日本の一般家庭でリクガメを飼育するためには絶対に必要です。詳しくは「リクガメの飼育方法」を

ビバリアマルチパネルヒーター32W ¥6800-
ケージを底部から温めるヒーターです。ケージをこのヒーターの上に置いて使います。12㎜の木板と3㎜のPVC、合計15㎜という厚さがあるかめぢからケージの底部ですが、しっかりと熱が伝わります。詳しくは「リクガメの飼育方法」を。

エサ皿 ¥300-
あれば便利。市販の爬虫類用エサ皿では段差が高すぎてリクガメには不向きです。段差が低いお皿を探すのは意外と大変です。軽くて落としても割れないPP製。

かめぢからベース陸型 ¥9000-
かめぢから飼育セットまたはかめぢからケージのご注文の際にオプションとして製作/取付いたします。リクガメの飼育がより楽しく、カメ自身がより幸せを感じる毎日を送れるでしょう。詳しくはかめぢからベース陸型詳細ページを。
セット価格について
ケージの色や仕様によって価格は多少変動します。一番安価なセットはケージこげ茶PVC/GEX2/3/LCDペットサーモ仕様、合計で112800円(セッティング代込み)となります。一番高めですとケージナチュラルPVC/ZOOMED仕様、合計で135300円(セッティング配線も全部込み)となります。PVCはケージの底板にPVC(塩ビ板)を用いたモデルで劣化がなく半永久的に底板の交換をしなくても良いタイプになります。底板5㎜の木製板でのケージは販売終了となります。底板が木製のタイプをご使用のお客様は約2年に1度、板の交換をおすすめしています(DIYショップで板を買ってきてご自分で交換、もしくはPVC底板に変更。PVCスペア1枚4000円/梱包発送不可、店頭にて直接購入もしくはかめぢからケージ購入時スペア分を同包のみ対応)。詳しくはかめぢからケージのページを。お好みの色や仕様でお選びください。
セッティングサービスについて
セッティングサービスはすべての機材を開封してケージに取り付けた状態でお客様にお渡しする(お送りする)サービスです。お客様にやっていただくことはライトなどの最終的な位置調整とコンセントを入れる、サーモスタットの時間を設定すると言ったことのみです。飼育セットの立ち上げが苦手な女性のためのサービスでしたが、現在では老若男女問わず、かめぢから飼育セット+セッティング済みでご購入されるお客様が多いです。セッティングサービスには1個1個の機材の組み立て(ソーラーラプターや照明器具、暖突など)、全体照明や暖突を設置するためのワイヤーや両面テープなど細かい道具類もすべて含まれます。もちろん自らセッティングすることは飼育者自身の「学び」となるため、セッティングサービスなしでのご注文も問題ありません。ご都合に合わせてご利用ください。なお、セッティングサービスはご入金確認後となりますので、事前にお振込みが必要となります。詳しくはお問い合わせください。kamechikara@nifty.com TEL 04-2963-3065

通常のセッティングサービスの内容はこうだ。
ケージのクリーニング、ロック金具部分の固さと扉の閉まり具合の調整、力土セットの敷詰め、全体照明に蛍光灯をセットして取付け(針金で高さ調整)動作確認、暖突の設置(こちらも針金で絶妙の位置調整)動作確認、ソーラーラプターの組み立てとアーム部分の角度調節/設置/動作確認、ネオハロゲンとクリップスタンドの設置/動作確認だ。ここまでが通常のセッティング代2000円也。
セッティングと配線も全部の内容はこうだ。
通常のセッティングサービスに付け加え、サーモスタットの時間/タイマー/温度管理の設定をして、サーモセンサーを外れないようにケージ側面に取付け、当方でマルチタップを用意して全ての配線を繋いでお渡しする。まさにREADY TO USEの状態だ。お届け後の最終的な仕上げはこちら。

君たちがメールで注文、かめぢから飼育セット代金をお振込み、オレが飼育セットをセッティング、君たちがお店まで取りに来る、もしくはオレが発送する。ご発送の場合はセッティングとは別に梱包代が1000円かかる。輸送中にセットした機材が揺れたりしてぶつかって傷ついたり壊れたりしないようにする梱包だ。はっきり言ってセッティングよりも大変な作業だ。だからお金を取ることにした。セッティングが終わって「はあ?次また梱包か…?」とマジでキツイし、ワンオペのオレ的には何セットも重なると限界に達する。ただし、1000円でやる気が出るから1000円を頂戴することにした(2023年10月17日より)。お店まで飼育セットを取りに来てくれる人はありがたい。梱包しなくていいんで楽。助かる。
あと、いきなりお店に来て「リクガメ飼いたいからセッティングしてくれ」って人いるけど、基本すごく忙しいから無理だ。その日作業が切羽詰まっていなければ、お客さんのご来店が少なければ、当日セッティングは6000円で引き受ける。6000円なら忙しい中、鞭打ってやろうかなと思えるという算段だ。もちろんそれ以前に優先すべき仕事がある場合は無理だ。だから前述のとおりメールで注文入れて事前にお代金を振り込んでほしい。その夜、お客さんも来ない、電話も鳴らない、自分の自由な時間に睡眠時間を削ってセッティングする。翌日に取りにくればいい。これならセッティング代2000円(配線まで全部の場合4000円)だ。OK?